第48回 泉鏡花文学賞(2020)

小説伊勢物語 業平 髙樹のぶ子

小説伊勢物語 業平

髙樹のぶ子(著)
日本経済新聞出版

あらすじ
歌物語の不朽の名作にして、「恋の教科書」ともいわれることもある「伊勢物語」。その主人公とされる在原業平の一代記を「伊勢」の百二十五章段の和歌を物語の中に据えて大胆に周到に小説化。やまとことばに注目の集まった令和改元をはさみ日経新聞夕刊に連載された本作は、平安時代の古典に、千年かけて培われてきた日本人の情感、美意識を現代小説として吹き込み、活き活きとよみがえらせた傑作長編。連載時に小説に平安の都の風を吹き込んだ大野俊明氏の挿絵もカラーで16点収録。この作品を読んでから「伊勢物語」を読めば平安の「みやび」を五感で味わうことができるだろう。


第48回 泉鏡花文学賞

第48回 泉鏡花文学賞の選考結果が10月14日に発表され、髙樹のぶ子さんの「小説伊勢物語 業平」に決定した。
「小説伊勢物語 業平」は伊勢物語の主人公とされる在原業平の生涯を描いた作品です。

髙樹のぶ子さんは過去に芥川賞をはじめ、島清恋愛文学賞、谷崎潤一郎賞、川端康成文学賞などの受賞歴があります。

対象作品:毎年8月1日を基準日とし、前1年間に刊行された文芸作品(小説、戯曲など、単行本に限る)で、泉鏡花の文学世界に通ずるロマンの薫り高い作品
選考委員:五木寛之、村松友視、嵐山光三郎、金井美恵子、山田詠美、綿矢りさ
賞金:八稜鏡、100万円

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