第10回 本屋が選ぶ時代小説大賞(2020)

商う狼 江戸商人 杉本茂十郎

商う狼 江戸商人 杉本茂十郎

永井紗耶子(著)
新潮社

あらすじ
甲斐の農家から江戸の飛脚問屋の養子となった茂十郎は、名を揚げた矢先に永代橋の崩落事故で妻子を失う。その悲しみを糧に、茂十郎は三橋会所頭取となり橋の運営に要する莫大な費用を集め、十組問屋を再編し、菱垣廻船を立て直して流通を一新。江戸の金の流れを掌握し、「狼」と恐れられながらも商いの道理を貫いた実在の改革者に迫る傑作歴史小説。

第10回 本屋が選ぶ時代小説大賞

第10回 本屋が選ぶ時代小説大賞の選考会が10月28日に開かれ、永井紗耶子さんの「商う狼」に決定した。
選考の詳細は「オール讀物」12月号に掲載予定。

永井紗耶子さんは1977年神奈川県生まれ。小学館文庫小説賞を受賞し、小説家デビューをしています。

選考委員:久津武信、市川淳一、内田俊明、田口幹人、昼間匠
掲載:「オール讀物」12月号

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