第1回 最恐小説大賞(2019)

ヴンダーカンマー 星月渉

ヴンダーカンマー

星月渉(著)
竹書房
エブリスタで読む

あらすじ
ヴンダーカンマー(驚異の部屋)。それは近世ヨーロッパで作られていた珍奇な博物陳列室。いま、それを現代に甦らせようとする一人の少女がいた。渋谷唯香、十六歳。緻密な計算のもと、次々と集められていくおぞましきコレクション。それはいったい何のため?誰のため?最後に残された1ピースの空虚を埋めるものとは…。小説投稿サイト「エブリスタ」×竹書房が贈る禁忌のホラー、突き抜けたエグさがクセになる背徳のイヤミス!第1回最恐小説大賞受賞作。

怪奇現象と言う名の病気 沖光峰津

怪奇現象という名の病気

沖光峰津(著)
竹書房
エブリスタで読む

あらすじ
精神病院で常駐警備員のアルバイトをする中田哲也。入院患者の語ることの大半は幻覚や妄想の類だが、まれに何度聞いても一貫して話の辻褄が合い、あたかも事実であるかのように突拍子もない話を語る人たちがいる。彼らは本当に心の病気なのだろうか。彼らの見たものが幻覚ではなく、怪奇現象だったとしたら?哲也は患者たちに聞き込みをはじめ、やがて自身も恐ろしい怪異に巻き込まれていく…。民話的風景に底知れぬ不気味さが漂う患者たちの追憶。第1回最恐小説大賞輝く、ノスタルジック短編連作ホラー!


候補作品

「ヴンダーカンマー」 星月渉(著)
「イジメっ子でぽん~マリ子ちゃんゲーム」 無ゐ(著)
「狂った妹の殺し方」 柘榴(著)
「殺人鬼を探しています。」 是人(著)
「怪奇現象と言う名の病気」 沖光峰津(著)
「ちっぽけなあたしの死を嗤え」 松本エムザ(著)
「ストレージ:被害者」 まっきー劇場(著)
「罪と罰のいろどり」 秋山実(著)
「死人の花嫁」 黒井ひよこ(著)

タイトルとURLをコピーしました