第15回 ちよだ文学賞(2020)

大賞

第15回ちよだ文学賞

異国の古書店

中山夏樹(著)

あらすじ
不本意な人事異動を告げられた大場は、気持ちを整理するため、神保町の古書店街に立ち寄り、店先の錦絵に魅かれる。帰宅し、今後の事を妻と話すため、バルカン半島行きのツアーに参加することにする。旅先で起こったさまざまな出来事を通して、大場が夢実現に向けて決意を新たにする。


千代田賞

桜田濠の鯉

高平九(著)

あらすじ
安政7年弥生。鉄は偶然入りこんだ屋敷で、鯉の赤右衛門と知己となった。しかし、鉄は桜田門外の変の巻き添えになってしまう。時は流れ、昭和20年。ひなを空襲から救ったのは、赤右衛門であった。更に時が流れ、令和2年、ひなは、ひ孫とともに桜田濠を訪れていた。


第15回 ちよだ文学賞

第15回ちよだ文学賞の選考が行われ、大賞は中山夏樹さんの「異国の古書店」に決定しました。また、千代田区の魅力をアピール作品に贈られる千代田賞には高平九さんの「桜田濠の鯉」が選ばれています。
受賞作品および最終候補作品は「第15回ちよだ文学賞作品集」に掲載され、定価500円にて販売します。
作品集は千代田区役所2階情報コーナー、三省堂書店 神保町本店、東京堂書店 神田神保町店で購入可能です。

選考委員:逢坂剛、唯川恵、角田光代
応募数:426作品
賞金:大賞100万円、千代田賞10万円
掲載:ちよだ文学賞作品集

関連リンク
「第15回ちよだ文学賞」受賞作決定

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