ノベル大賞(2020)

大賞

該当作なし

準大賞

ダンシング・プリズナー 田村徹芯

ダンシング・プリズナー

遊川ユウ(著)
改名前:田村徹芯
集英社(12/18発売予定)

この少年院に来た理由は、実の父親を殺したから、ということになっている――。

無実の罪で「劇場を兼ねた少年院」に入った神連唯(かみつれゆい)。
この特殊な少年院は、演劇を通じて少年たちに更生を促すというが……。
全てに絶望し、ケンカや脱走、反抗を繰り返す唯の前に、切れ者で圧倒的なカリスマ性を持った曼珠沙華 煌(まんじゅしゃげ きらめき)という新入りが現れる――。

……幕は上がった。

マンジュと同室になった唯たちは自分自身も諦めきっていた無実の罪を晴らすため「真犯人を探し出そう」と動き出して!?

理由あってここにいる俺たちは、傷ついた分だけ躍動し、再び光をみつける――。

唯一無二。
歪で、きらめく青春ストーリー!

受賞詳細ページ(集英社オレンジ文庫)

佳作

該当作なし


最終候補作品

「詩剣女侠」 春秋梅菊(著)
「ラスト ワン マイル」 コジ・シックフィールド(著)
「蛇の道のその先に、猫と饅頭」 高山えいや(著)
「ダンシング・プリズナー」 田村徹芯(著)
「蒼穹の門」 高原茉莉子(著)


2020年ノベル大賞の最終選考結果が8月20日に発表されました。残念ながら大賞は該当作なしとなりましたが、準大賞は遊川ユウ(旧名:田村徹芯)さんの「ダンシング・プリズナー」に決定しました。受賞作は集英社オレンジ文庫から発売予定です。
遊川ユウさんは大阪府出身の元教員。

ノベル大賞(2020)について

  • 選考委員
  • 三浦しをん、桑原水菜、今野緒雪、吉田玲子
  • 応募数
  • 1325作品(第4次選考10作品、最終選考5作品)
  • 賞金
  • 大賞:楯、300万円。準大賞:楯、100万円。佳作:楯、50万円。
  • 発表
  • オレンジ文庫公式サイト、Webマガジン「Cobalt」
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