第12回 天竜文学賞(2020)

この夏のこともどうせ忘れる 深沢仁

この夏のこともどうせ忘れる

深沢仁(著)
ポプラ社

あらすじ
高校三年、受験生の圭人は塾の夏季合宿に参加し、学校で同じクラスの香乃と同室になる。苦手なグループにいる相手を窮屈に感じていたが、眠れない夜を過ごすうち、圭人は香乃にある秘密を知られてしまう―「空と窒息」など書き下ろし5編。夏休みという長い非日常、いつもと違う場所で出会い、交流する二人。暑さに眩む視界と思考の中で、変わっていく関係を描く。記憶に濃い影を落とすような青春小説。

第12回 天竜文学賞

第12回 天竜文学賞の選考会が開かれ、深沢仁さんの「この夏のこともどうせ忘れる」に決まりました。
天竜文学賞は、静岡県立天竜高校の生徒が高校生に薦める本を選考し、表彰する文学賞です。
高校が主催する文学賞ですが、授賞式に出席する著者が多いことも特徴です。

関連リンク
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