第6回 ジャンプホラー小説大賞(2020)

金賞

ヴァーチャルウィッチ 西馬舜人

ヴァーチャルウィッチ

西馬舜人(著)
集英社から出版予定

あらすじ
大学生・麻生耕司(あそうこうじ)は、ヴァーチャルアイドル・香月(かづき)りんねの誕生日パーティーへと招待される。だが、その途上、りんねが突如として会場内の電子機器を一斉に暴走させ、参加者の皆殺しを開始する。生き残った自称霊能者・森沢哀(もりさわあい)たちと合流した麻生は、りんねの除霊にはヴァーチャルの霊能者が必要だと推察し……!?


銅賞

奇跡の島

霧野つくば(著)

あらすじ
医師・皆沢恭隆(みなざわやすたか)は、現代医療に限界を感じ、長崎県の離島である池島(いけしま)へ短期派遣を決めた。池島は病気にかかる島民が長年おらず一部では”奇跡の島”と呼ばれているという。同じく移住してきた洋一(よういち)と信二(しんじ)の兄弟とともに、”奇跡”の正体を調査する恭隆は、島には”シラカミ様”という土着信仰があることを知り……!?


特別賞

虚子の底

壁伸一(著)

あらすじ
心霊現象を起こす物質・虚子(きょし)が発見されて百年。高校生の黒木(くろき)は生まれつき虚子を感知できない「ヌル」であり、特異体質ゆえ周囲から浮いていた。ある日高校で自殺騒ぎが起き、出雲清葬局員(いずもせいそうきょくいん)を名乗る女性・柳(やなぎ)と出会って、ヌルの黒木にしかできない仕事の勧誘を受ける。

ナルキッソスの怪物

荒衛門(著)

あらすじ
母親に虐待される少女・ケイは、クラスメートのナツメと親しくなるうちに母への抵抗を企て、ナツメから教わった「ハクジキさま」という異形に母を捧げることで自由を手にする。更に秘密に近づいた友人をも始末したが、自身らがハクジキさまに追われることになり…。


最終候補作品

「顔の知らない友人」 泉いつか(著)
「えみこ」 徒座役籐(著)
「黒い眼差し」 電気泳動(著)

第6回 ジャンプホラー小説大賞

第6回 ジャンプホラー小説大賞の選考結果が10月23日に発表されました。
2年ぶりの金賞のほか、銅賞と特別賞(2本)が選ばれています。

選考委員:JUMP j BOOKS編集長及び編集部
賞金:金賞:100万円。銀賞:50万円。銅賞:30万円。特別賞:10万円。

関連リンク
第6回 ジャンプホラー小説大賞最終結果発表

タイトルとURLをコピーしました