第70回 滋賀県文学祭(2020)

知事賞

第70回 滋賀県文学祭  石田三成/かくれ里

石田三成かくれ里 大蛇変

古橋童子(著)
作品集「滋賀文学」に掲載(21年3月上旬予定)

あらすじ
関ヶ原の合戦で敗軍の将となった三成を追う田中吉政は、自分こそが彼の理解者であり、敬意をもって捕縛できるのは己であると思っていた。吉政は三成の領地である近江の古橋村を捜索する。古橋村の人々は三成に恩義を感じており、隠し通そうとするだろうが、それは一方、村を荒らされ命を奪われることもあることを意味していた。豊臣家の施政を貫くことをよしとする三成は大蛇になったのかもしれぬと吉政は思う。吉政の探索のかいがあって、三成はとらえられたが、最後まで諦めぬ生き方を貫く。


特選


桃妖(とうよう)

水沢郁(著)


天守の月

中川法夫(著)


一色一香の人(いっしきいっこうのひと)

佐藤駿司(著)


長三郎天保義人傳(ちょうざぶろうてんぽうぎじんでん)

夕住凛(著)


涼風の如く(すずかぜのごとく)

吉野幸夫(著)


日輪を望む―一貫斎魔鏡顛末

竹内宇瑠栖(著)


紫苑(しおん)

野邨トアン(著)


第70回 滋賀県文学祭

選考委員:井上次雄、小野栄吉、宮崎眞弓
応募数:778作品(全部門)
賞金:芸術文化祭賞10万円、特選2万円
掲載:滋賀文学

関連リンク
第50回滋賀県芸術文化祭 第70回滋賀県文学祭 ≪入賞者一覧≫(PDFファイル)
第70回滋賀県文学祭審査結果

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