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野村胡堂文学賞

第8回 野村胡堂文学賞(2020)

八本目の槍
今村翔吾(著)
秀吉の配下となった八人の若者。七人は「賤ケ岳の七本槍」とよばれ、別々の道を進む。出世だけを願う者、「愛」だけを欲する者、「裏切り」だけを求められる者――。
日本翻訳大賞

第6回 日本翻訳大賞(2020)

アカシアは花咲く
デボラ・フォーゲル(著)
加藤有子(訳)

今世紀に入って再発見され、世界のモダニズム地図を書き換える存在として注目を集めるデボラ・フォーゲル。
警察小説大賞

第2回 警察小説大賞(2020)

対極
鬼田隆二(著)

ただ合法的に暴れるためだけにSAT(警視庁特殊部隊)に志願した“悪童”中田と、SIT(警視庁特殊班)の係長として前線に立つ“エリート”谷垣。そんな立場も性格もまるで異なる「対極」な二人が謎の犯罪集団を追う。
暮らしの小説大賞

第7回 暮らしの小説大賞(2020)

世界から守ってくれる世界
塚本はつ歌(著)

母の手料理を捨てる父。父の嫌いなスイカを食べる母。不仲の両親の間で、二つに裂かれるような痛みを味わっている薫子。性的違和をある日突然学校でカムアウトし、姉のお下がりのセーラー服で登校し始めるクラスメイトの中鉢。
群像新人文学賞

第63回 群像新人文学賞(2020)

群像新人文学賞
該当作品なし
優秀作
四月の岸辺
太宰治賞

第36回 太宰治賞(2020)

空芯手帳
八木詠美(著)

紙管製造会社に勤める柴田は、女性だからという理由で雑用をすべて押し付けられ、上司からはセクハラ紛いの扱いを受ける34歳。ある日、はずみで「妊娠した」と嘘を吐いたことをきっかけに、“にせ妊婦”を演じる生活が始まってしまう。しかしその設定に則った日常は思いがけず快適で、空虚な日々はにわかに活気づいていった。
芥川龍之介賞

第161回 芥川龍之介賞(2019上半期)

むらさきのスカートの女
今村夏子(著)

近所に住む「むらさきのスカートの女」と呼ばれる女性のことが、気になって仕方のない“わたし”は、彼女と「ともだち」になるために、自分と同じ職場で彼女が働きだすよう誘導する。
芥川龍之介賞

第162回 芥川龍之介賞(2019下半期)

背高泡立草
古川真人(著)

草は刈らねばならない。そこに埋もれているもは、納屋だけではないから―。長崎の島に暮らし、時に海から来る者を受け入れてきた一族の、歴史と記憶の物語。
大藪春彦賞

第21回 大藪春彦賞(2019)

肉弾
河﨑秋子(著)
凍てつく太陽
葉真中顕(著)
坪田譲治文学賞

第34回 坪田譲治文学賞(2019)

ペンギンは空を見上げる
八重野統摩(著)

「おれはNASAのエンジニアになりたいんだ」意地っ張りな小学六年生の男の子、佐倉ハルくんの、夢と努力の物語。気鋭がジュヴナイル・テイストで、大切なことを描きます。
大藪春彦賞

第22回 大藪春彦賞(2020)


赤松利市(著)

大阪でニューハーフ店「さくら」を営む桜は63歳のトランスジェンダーだ。23歳で同じくトランスジェンダーの沙希を店員として雇い、慎ましくも豊かな日々を送っていた。そんなある日、桜の昔の男・安藤勝が現れる。
大藪春彦新人賞

第2回 大藪春彦新人賞(2018)

愚か者の身分
西尾潤(著)

身寄りなし。写真付きIDなし。金なし。そんな優良人物をSNSを駆使して探し出すのがマモルの仕事だ。狙うは戸籍。女性を装い言葉巧みに相手の個人情報を引き出して、売買が成立すれば報酬をもらえる。ある日、マモルは上司から不可解な指示を受ける。タクヤと距離を置け。自分にこの仕事を紹介してくれた先輩に、なにが起きたのか。
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